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2009/07/09

裏話 5

「魔女とコヨーテ」五話の裏話です。

cardona 1



五話だけでなく、ラストまでの内容について言及しているので、毎度しつこいですが、完結まで読了されていない方は、本編を読んでいただけると…嬉しいです…で、できれば。
http://ncode.syosetu.com/n9651e/novel.html
 ※完結までのネタバレ含みます。 

そんでもって、気がつけば7月なので、テンプレート変えてみました。
やっとブログ名にふさわしいテンプレートの季節になりましたねえ。

海行きたいー。こきたない海ではなく、人の少ないキレイな海がいいです。
できればイースター島。もしくはカンクン。遺跡+海がセットになっているところがいいです。
モアイに飽きたら海に入る。海に飽きたらチチェン・イツァーに行く。そんなバカンス…妄想…。

↓↓↓

…よろしいでしょうか?

マジでネタバレです。
五話を読んだ方、もしくは「本編なんか一生読まないっつってんだろ!」って、もはやキレぎみ方のみ、この先読んでください。

…あ、ちょっと長いです。
ワタシ的に、思い入れが特に強い話なので…(´ω`。)

***************


五話。


金融危機発生時の世界経済のように、がくーんとアクセス数落ちた話です。

いやもーう、四話の後半がダラダラしたのも、ひとつは五話に取り掛かりたくないっていうとこもあった気がします。
四話書き終わった後は、書いた方もお話にひきずられて、ほわほわしてました。

んが。

さて、五話を書こうと思うと、どすんと気が沈み…。
しばらくゴリラみたいに、部屋の中ぐるぐる回ったりしてた覚えがあります。

なんでかといえば、五話冒頭で、シェリルとマライアたちの間で交わされる会話が、彼らにとって最後のやりとりになるんですよね。
あーんまりにも悲愴な会話になったので、「いやいや、この時点では、まだ皆生き残ると思ってんだから。もっと明るく、前向きに!」と思って書き直したりしました。

本文でちょっと説明不足でしたが(お恥ずかしい…)、
「お前らの見張りだ」と言って出てきたコヨーテを見て、スタンたちが、即、「おし、シェリルを解放するぞ」と決めたのは、てっとり早く言えば、恋人(?)であるシェリルなら、見張りの男も多少のことには目をつぶってくれるだろう=彼らに有利な状況が作り出しやすい、という計算が、第一にありました。
実際は、スタンたちが考えるほど、信頼溢れる関係じゃなかったんですけどねー…。
彼らにシェリルとコヨーテ君がどう見えていたかは、ここでバラすより、外伝で書きたいと思います。大体、想像はつくと思うんですけど…。

ただ、もし、指輪も男爵も見つからない場合、一人だけ逃げるなら、この場で奇跡的に恋人(?)と会えた、シェリルにしてやろうという気持ちもあったと思います。
そしてもちろん、シェリルが愛人(?)と手を取り合い、彼らを見捨てて、指輪を探さずに逃走する可能性も考えていたでしょう。
彼らの心情も、非常に複雑だったと思います。うううう。
マライアなんかは、そのへんの葛藤をすっぱり切り、自分の命をシェリルの未来に捧げるつもりで、あんなこと言ってたんですねー(泣)
彼女がどうしてそこまでの心理に至ったかってのも、また外伝で…。
四話と五話の間は一年空いてるんですが、シェリルにも、他の人たちにも色々あったんです。


超悲愴だった第一回以降は、当のふたりは割とおちゃらけた感じで道中進んでました。
いや、マジメはマジメなんですけどねー。
…やることはやってたっつーのが…。伯爵のおうちでさえも…。
まーでも、そういう気持ちの切り替えは、商売が商売だけに、二人とも上手だったんじゃないかと思います。
ゴハンも喉を通らないという状況ですが、実際に思いつめていたら、冷静に動くこともできませんからねー。

切羽詰ってくるのは、教皇庁の司祭に指輪取られちゃった後からですね。
焦ってくると、コヨーテ君ともちょっとぎくしゃくしてきます。

そうはいいつつも、教皇の司祭に牢屋に閉じ込められたあたりでも、まだ緊張感のないやりとりがありますが、どんな重厚な緊迫感も生理現象には勝てなかったりするんじゃないかと思いました。
…しかし仲間がピンチの時に、おもらししてるヒーローとヒロインって…そんな小説、読んだことねーです(涙) カッコ悪すぎて、書いたのちょっと後悔。
でも削除しません。どこまで汚くカッコ悪く書けるか、勝負です。…ダレと?

五話では指輪にまつわる背後関係とか伝承とかダラダラ書いちゃったんですが、もう少し絞れたらなーと思います。
思いますが、具体的にどこを削るかというと、難しかったりしますー。
世界の歴史や奥行きは、出来る限りさりげなく出したいと思ってますが、難しいですねえ。今後、修行します。

仲間たちと会った時の回想シーンが長引いたのも、五話全体が長引いた原因のひとつですが…。
これも今回ばかりは削れませんでした…。

特に自分で考えた人物ながら、スタンリーは大好きなんです~。(アホ)
そんなわけで、彼とサムソンがシェリルたちと出会ったシーンは、異様に長くなってます。
他の話でもスタンの出番は多かったんですが、超不自然なので、泣く泣く削りました。
最初に書いた四話とかは、「ダレが主役だよオイ」ってぐらい、前半、スタンがでばってたんですよ、ほんと。
ただ五話は、色々考えましたが、なかなか削れなかったです…>_<。。。
シェリルがギルド出て、最初にスタンに惚れ込むのも、無理ないです。(そうか?)
そのまま飽きずに彼に惚れてりゃ、コヨーテ君なんかに引っかかることなかったのに…。


五話の結末は、お話考えてた時に、勿論決まってました。
こういうことでもない限り、シェリルはコヨーテを頼ろうとは思わないし、コヨーテもシェリルを受け入れることはなかったでしょう。

当初考えていた大枠では、彼らの存在はさほど大きく扱う予定はありませんでした。末路が決まってたので…。
一話では、彼らは名前も出てこず、大雑把に描写されただけだったんですが、最後まであんな感じで表す予定でした。
五話で彼らがああなった時、読んでいただいている方には、どこか「ひとごと」として捉えていただこうと思ったんですよね。その方が衝撃が少ないですし。
別のお話ですが、『山間の城の物語』における、イブのような扱いだったはずなんです。
彼女を失ったレジーナの心情は想像できるけど、読んでいただいている方の心にまでは、どっしーんと響いてこないような…。彼女の死はそんな感じだったと思います。

しかし、こちらの話では、「ああ~、シェリル、可哀相に。気の毒に」と、第三者的に思っていただくだけではなく、もう少し踏み込んで共感していただけたらなと、不遜にも考えてみまちた。
そーでないと、今まで「コイツ、信用できん」と思っていたコヨーテ君しか頼れなくなっちゃったシェリルや、
「この子、寄りかかってこないから楽ちん」と思っていた女に頼られて、それでも受け入れざるをえなかったコヨーテ君の心情が、なかなかご理解いただきづらいかな~と思ったりもして。
そういうわけで、三話も使って、ちょっとだけマライアたちの存在を膨らませてみました。

五話は長い話になったんですが、書きながら「やっぱ…生きてることにしようかな」と何度も迷いました。
一番最初、このお話がぼんやり頭に浮かんでいた時点では、全員行方不明ということで、決着がつくはずでした。
で、のちに後日談で、一人だけ再登場する予定だったんです。…まあ、スタンなんですけど。(好きなんです…ハイ)
しかし、頭の中で色々練っているうち、やはり変えることにしました。ごめんよ~>_<;

五話が終わった後、色々感想をいただいたんですが、思ったよりマライアたちを気に入ってくれている方がいらっしゃって、涙涙でした(ノД`)・゜・。
終盤、廃屋に戻ったシェリルが彼らを見つける場面などは、書いてても結構苦しかったです。
「つらくて読み返せなかった」という感想などもいただき…うううう。

てな感じで、際限なく書くことはあるんですが、彼らについては、また外伝で触れたいと思います。
終わり!! うわーん・゜・(PД`q。)・゜・

コメント

非公開コメント

No title

いや~ほんと辛い場面でびっくりどっきりドキモを抜かれました。
まさかの展開でしたよ。
その衝撃ったら・・・でも結構ストーリー的にはピリッとして効果あったのではと思います。
辛い場面ってほんと書くのしんどいですけど・・・ふじやまさん結構すんなり書いているイメージがあったので・・・苦難が垣間見れたって感じで嬉しい驚きです~^^;
気にいってるキャラを殺しちゃうのなんて・・・辛いですねー
ほんとお疲れ様でした!

RE:泉怜奈さん

こんばんはー。コメントありがとうございます♪

そーですか~。そうおっしゃっていただけると、嬉しいです♪
ワサビのようにピリッと効いていればいいんですが…。

すんなり書いているように見えましたか~? 嬉しいです^^
書いている方は、鼻水垂らしながら書いていようとも、文面は涼しげで淡々としているように見せたかったので…ほっ。
気に入っているキャラの死に様は、やっぱり書いていて「ううう。ごめん~~」とか一人で謝ってたりしました(ノД`)

やっぱり辛い場面書くのって、辛いですよね~。
アイガホシイの方も、甘~い場面は横に去っていって、これからビシビシ怖いシーンがきそうですが…。
この話の五話みたいなことにはならないと信じてます(笑)
○○が実は黒幕で、▲▲は×じゃないんじゃないかとか、毎日妄想膨らんでますよ~!
愛ちゃんが無事、石田さんが半無事(?)ならいいんですけど、ちょっとドキドキです。

身を削るんだったら…

実は…自分のことを棚にあげて?仲間が無事でいてくれることにかけてました。
正直読むのが辛かったですから、書くのはもっと辛かったと思います。

私も辛い場面を書くのは辛くて体調にも影響します。ふじやまさんも体調そういえば崩してられましたよね。(記憶に間違いがなければ)

そうやって身を削って(の割には体重は減らないけど)まで書かなければならないことって何なんでしょうね。時々自分でも不思議に思うんですけど、でも書いてる(書いた)事には後悔はないんです。

ほんと身を削るんだったら、体重に反映ぐらいして欲しいもんだとつくづく思う今日この頃です。

RE:たすくさん

こんにちは~。
仲間が無事と信じて読んでいただけたら嬉しいです♪
「コイツら、どうせ死ぬんだろーな」とか思いながら読まれるのも…それはそれで悲しいですし。

五話書いてた時期は真冬だったので、体調崩してたかもしれません。そんな覚えも…。
たすくさんもそうですか~。
たすくさんのお話も、淡々とした語り口から、突然どすんと落とされますからねー。(そこが私は好きなんですけど…)
「満月~」で××が亡くなった時とか、「パラレル」で☆☆が…の時も、読み手も「ええええ~~!」という感じでしたが、やっぱり書いている方もつらいですよねえ。
ほんとに魂削られてる感じです。
…しかし身(っていうか肉)は、一向に削れないですよね。私はむしろ体重増えてる気が…。

でも確かに、後悔は無いですね~。
「その時の気分」とか「ここらで読者の涙を誘っておこう」とか、そういうことではなく、お話に必要なことだから書いたのであって、そうでなければ、別の話になってしまいますし。

あ、ちなみに、パラレルの終盤、ダイブのあたりで、私の頭に響いていたのは、ヘンデルのサラバンド(チェンバロ版)でした。…く、暗すぎる。
たすくさんの中では、アルビノーニだったんですねー。
パラレル、もっかい読み直しています。
この五話の終盤では、モーツァルトのレクイエム(第9曲)かけて書いてました。
悲愴な音楽の重厚さにかけては、ポップスではクラシックに敵わないな~と個人的に思います。

No title

第五話は最近頓に涙もろくなってきている私には二度読みは出来ない内容でしたよ~。
送りましたあのイラストも、最初は後ろに仲間達がいる予定でしたが…形にしちゃうと余計に悲しいのが倍増するので描きませんでしたから。
でも、筆者が一番辛いですよね

RE: UTAさん

こんばんはー。
ううう、そうですか~、読み返せないとおっしゃっていただけて、嬉しいです(ノД`)
私は推敲のために、何度も読み直しているんですけど、なーんかあの部分は、手を入れづらいです。(誤字脱字は直しましたけど…)
私は結構悲しい場面とかは、何度も読んじゃう方なんですよね~。怖いものみたさじゃないですけど、「ううう」と思うようなシーンこそ、読みたくなるという…M体質。「由来」も何回も読み直しては涙してました。

あの絵~!
後ろに仲間たちがいたら、もっと爽やかになってたでしょうねえ~!!
…でも確かにナミダを誘わずにはいられなかったです、きっと。
書いている方ももちろんつらいんですが、「ああ…許して。全部私が悪いの」とか独り言言いながら書いてるのが、ビミョーに楽しかったりして…M体質。

No title

う~、五話。
飛ばし読みしたかったけど、悲しくて&怒ってて、とてもとてもできなかった。
あとで読み返すなんてワザも、この話に限っては、とってもできません。

シェリルが仲間たちを見つけた情景、読みすすめるごとに胸をえぐられた感じです。
とりわけ、マライア~! 
彼らをそんな目にあわせたヤツらに、私は殺意を覚えましたよ~。

でも、ホント、皆さんもおっしゃってますが、辛く悲しい場面を書くのって大変ですね。
心血注いで書いて、書き終わると、ぐったり…みたいな。
その分の脂肪、落ちてほしいです~(笑)

私はリアルでシビアな描写って好きなんですが、特に五話でのふじやまさんの筆致、あまりにも容赦なくて(褒めてます)、ひれ伏しました(笑)
これからも、超客観的な描写で、楽しませてもらえることを期待していま~す。

Re: RUMYさん

うううう、五話。
ある意味六話よりも、ずっしり重たかった話です。

本当に、マライアさんは気の毒でした…。
決まっていたことですが、「ぐぐぐぐぐ」とか歯を食いしばりながら書いてましたよ~(>_<)
ああいう人だっただけに、あの末路はほんとに胸が痛みました(他人事…?)
殺意…そーですよね。そりゃーシェリルもブチ切れるってもんです。うう。

確かにつらい場面って、書くのに精神力使いますよね。
脂肪くらい落ちて欲しいです~。

無意味に残酷な描写と、リアルでシビアの境目は、さじ加減が難しいですよね。
「王の帰郷」も、一章のしょっぱなからシビアですし、二章も変わらず…。
私もああいう厳しいお話、好きなんですよね~。そういうところに見つける幸せとか暖かさの方が、ありがたみがあるような気がして…。
RUMYさんも、これからも頑張ってください~~!!

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